今日はスーツとネクタイで出勤。ネクタイを締めるのは今年2回目だ。カジュアルも楽だが、長年のユニフォームで年寄りにはこちらの方が似合うだろう。午前中は花きゲートウェイプロジェクト(拠点物流センター・定期運行)で外出。事務所に戻って、三和陸運井上社長と13時半過ぎまで打合せ。JFMA事務局野口さんも朝から同行。顔を合わせるのは今年2回目だ。
14時からオンラインで花の国日本協議会の理事会を開催。今日は新年最初の理事会の為か井上理事長他3役もフル参加で、理事、事務局を合わせて25人が出席。恒例の出席理事による近況報告も15時半までかかってしまう。少々長すぎる・・・。私の報告はいつも最後。FSIの動向、MPSが欧州における花き取引のパスポートになったこと、MPSオンラインサロンなどの話題を1、2分で伝える。
皆さんの報告はやはりコロナの影響。イベントの中止、ホームユース、ネット販売の伸び、鉢物・苗物の販売好調、サブスク、大雪の影響・・・。業績はいろいろ。
クラシック西尾社長が輸入花きの状況を伝えてくれた。輸入花きが不可欠の中で依然厳しい状況が続きそうだ。
1.2020年は年間で11%減(1〜6月13%減、7〜12月9%減)。本数では1億4千万本減。
2.国別にみるとコロンビア100%、ベトナム100%、タイ(デンファレ)30%減、ケニア・エチオピア26%減、マレーシア23%減。
3.国産が7%減(2.5億本減)、輸入が11%減(1.4億本減)。合わせて8%減(3.9億本減)。金額にして約200億円のダウン。
4.空港別にみると、成田7%減、福岡50%減、中部・関空:全滅。成田から西に運んだ。エアスペースが確保できないので輸入は厳しい情況。
いつもながら海下さん(クリザールジャパン副会長)から興味深い情報提供。米国TMA(農産物マーケティング協会?)の2021年のキーワードは、?サステナブル、?バイオフィデック、?マイクロだと言う。FSIの動き、家の中に花や鉢を置く、自然環境(プラスチック⇒紙包装・・・)、ブライダルなど小型化しても花で見せる。岩崎明子エール大学教授(免疫学)は湿度が40〜60%で人間の免疫力が働くとか。
小川典子フラワーシーンプロデューサーからは、フラワーバレンタインなどのプロモーションの状況を説明してくれるが、1月29日、2月1日にニュースリリースだそうでここでは書けない。
日本経済新聞朝刊のマーケット面に「生鮮卸売。コロナが翻弄」の見出しの記事。東京市場の昨年の状況を伝えている。花きに関しては「花きも苦戦した。特に切り花は結婚式や葬儀など単価の高い需要が大幅に減り、取扱額は9.3%、取扱量は8.3%減った。航空貨物の減便で輸入が減少。生産者が年後半に一部減産したことも響いた。巣ごもりで鉢物の観葉植物や苗物の需要は増えた」とある。
日本農業新聞は、一面トップでフラワーバレンタインの記事。今年のバレンタインのプロモーションを分かり易くまとめてくれている。
